20世紀初頭のシカゴでは経済的発展とともに、商業道徳の欠如が目に余るようになりました。当時シカゴで
仕事をしていた青年弁護士ポール・ハリスは友人たちと、互いに信頼できる公正な取引をした上で、仕事関係がそのまま親友関係にまで発展するような仲間たち
を増やそうとロータリークラブという会合を考えました。そして1905年に公正な職業倫理を尊重し実践する実業人の集まりとしてシカゴロータリークラブが
誕生しました。「ロータリー」とは会合の場所を参加者の事務所で持ち回りで開催したところから名づけられました。
その後、同様なクラブが各地に誕生し、やがて国境を超えて、今では世界166か国(2003年)の地域に広がり、クラブ数31,314、会員総数1,220,543人(2003年RI公式発表)に達しています。
これら世界中のクラブの連合体を「国際ロータリー」と呼びます。 |