コカリナ贈呈式 2014.2.8

「コ カリナ・プロジェクト」で製作したコカリナ50本(ソプラノ20本、バリトン30本)を下伊那農業高校インターアクトクラブに寄贈しました。贈呈式当日の 2月8日(土)は冬の台風を思わせる近年ない大雪に見舞われましたが、インターアクトクラブのメンバーは元気な顔を見せてくれました。このコカリナを利用 して福祉施設訪問の際などに役立ててもらおうと考えております。

また3月9日(日)に予定している「下伊那グループIM」において演奏をしてもらい、地域の皆さんにも、ローリークラブの植樹やインターアクトクラブの活動を理解して頂く機会したいと思います。

下農正面玄関(2/8(土))

〜 ページ内インデックス 〜
コカリナプロジェクト
贈呈式
初めてのコカリナの練習
下伊那IMに向けたコカリナの練習開始



コカリナ・プロジェクト 〜 松川入りの植樹活動と間伐材を活用したコカリナの製作 〜

飯田東RCでは平成8年(1996年)(18年前)から飯田市の水源地松川入で水資源保護のための植樹活動を実施しています。そこに植林したヒノキが順調に育ち、近年は枝打ちや間伐を行っています。
この間伐材の有効活用方法をクラブ内で検討した結果、ロータリー財団の新地区補助金を申請し、情操教育にも役立てられるコカリナの製作を企画しました。コ カリナは専門業者に製作を委託し、下伊那農業高校インターアクトクラブで活用いただき、福祉施設訪問の際などに役立ててもらおうと考えております。


平成8年(1996年)の植樹活動 平成25年(2013年)4月の枝打ちと間伐作業
写真は下農インターアクトクラブのメンバー


◆◆◆ コカリナとは? ◆◆◆


東 ヨーロッパ、ハンガリーで生まれた「木でできたオカリナ」です。似たようなものはドイツにもありますが、これだけ短く、しかも1オクターブ以上の音階が出 せるものはありません。オカリナやコカリナと笛の違いは、閉管になっているか開管になっているかにあります。オカリナやコカリナは閉管になっていることに よって音が柔らかくなり、しかも音が管の中で回るため材質の音がそのまま出てきます。コカリナは色々な木で作ることができ、木によってそれぞれの音色を 持っています。これが実に楽しいことです。また、コカリナは、近年多くの木管楽器が金属やプラスティック製になってしまった(フルートやリコーダー)のに 対し、木管楽器の響きの素晴らしさをあらためて感じさせる楽器として注目され、木の精や木魂(こだま)が歌う音だ、とも言われています。


コカリナ贈呈式 【2/8(土)】


飯田東RC後藤会長の挨拶
松川入り植樹作業の間伐材でコカリナ製作に至った経緯や思いを語りました。


はじめに飯田東RCの宮嶋会員(写真、左)より、今回のコカリナ寄贈に至る松川入りでの植樹活動の歴史と、
その作業で発生した間伐材を活用したコカリナ製作についてのプレゼンがありました。


コカリナ製作にあたり、同校OBで下農インターアクト活動に
尽力した故細川仁司会員のご遺族から寄付金をいただき、
感謝を表して妻伸子さんにコカリナ1本を贈呈しました。

コカリナの寄贈
右手前:下農IAC幹事の榊原水月さん/奥:理事の寺下愛夏さん
左手前:飯田東RC後藤会長/奥:同、矢澤会員


矢澤会員より寄贈したコカリナの説明を行いました。 出来上がったコカリナ
左:ソプラノ      右:バリトン


下農インターアクトクラブ幹事の榊原水月さんよりお礼の言葉を頂戴しました。 下農、遠山善治校長よりお礼の言葉を頂戴しました。


インターアクトクラブのメンバーは早速、澄んだ音を出すコカリナを思い思いに響かせていました。


◆ 贈呈式に引き続き、初めてのコカリナの練習です ◆


贈呈式当日は大雪に見舞われ、下伊那IMでの演奏に向けた練習のご指導をいただく予定だったコカリナアンサンブルドルフィンの広浜洋子様が飯田に到着できず、地元飯田の小島様の指導のもと初歩的な練習を行いました。


さあ、コカリナの練習です。
今日は飯田で活躍するボランティアグループ「森の仲間」より小島京子様に、ご指導をいただき練習を行いました。


さすがは、インターアクトクラブのメンバーです。コカリナは初めてとのことでしたが、
飲み込みが早く練習が終了する頃にはみんなで合わせて演奏できるまでになっていました。


◆ 【2/22(土)】 下伊那IMでの演奏に向けたコカリナの練習を開始しました ◆


贈呈式当日(2/8)の大雪と翌週(2/15)の観測史上初という豪雪による練習中止という思わぬアクシデントが続きましたが、2/22(土)にコ カリナアンサンブルドルフィンの広浜洋子様をお迎えして、いよいよ下伊那IMでの演奏に向けた練習が始まりました。
インターアクトクラブのメンバーは、広浜様と小島様の指導のもと、とても熱心に練習に取り組み、美しく澄んだかつ響きのある音色を出せるようになり、演奏予定の楽曲にチャレンジしました。小島様には贈呈式当日の練習に引き続きご指導いただきました。
練習風景 〜 向かって左はバリトン、右はソプラノグループ 〜


愛知県蒲郡市を中心に活躍される「コカリナアンサンブル ドルフィン」の「広浜洋子様」にご指導いただきました。
広浜様は、飯田東RCと姉妹提携クラブである「名古屋城北RC」とのご縁で、今回の運びとなりました。

【ご案内】

蒲郡市市制60周年記念行事

「みかんの木の笛コカリナコンサート」


ソプラノグループ バリトングループ


とてもきれいで響きのある音が出るようになりました。 美しい音色を出す”コツ”を教えていただきました。


下農の遠山校長先生(左)と飯田東RCの後藤会長(右)も
頑張って練習しました。
飯田東RCさつき会の宮嶋様(左)。
熱心に練習に取組まれていました。




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