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職場訪問例会 「丸昌稲垣株式会社」 様 2020.2.25

 「丸昌稲垣梶v様は、飯田市上郷に本社を置く、味噌や漬物などの製造販売を手掛ける1925年(大正14年)創業の老舗です。
 伝統食品、発酵食品の素材や製造方法にこだわり、本当にいいもの、美味しいものを消費者に届け、楽しい食卓のお手伝いと新しい食生活の創造を目指しています。
 この日(2月25日)は、上郷黒田にある「稲垣来三郎匠」を訪れ、代表取締役社長の稲垣勝俊様よりお話しを頂戴し、味噌蔵を見学しました。
稲垣来三郎匠 飯田本店

◆◆◆ 丸昌稲垣株式会社 ◆◆◆
◆◆◆ 味噌・漬物蔵元 稲垣来三郎匠 ◆◆◆


後藤職業奉仕委員長
昼食は、「かのん」さんのお弁当をいただきました。




代表取締役社長の稲垣勝俊様



 代表取締役社長の稲垣勝俊様より、丸昌稲垣さんの歴史や、この日訪れた稲垣来三郎匠への想いついてお話しをいただきました。
 丸昌稲垣さんは、創業者である稲垣昌三氏の父親である来三郎氏が1908年(明治41年)に興した米穀商が始まりで、その後、昌三氏が1925年(大正 14年)に、飯田で味噌と醤油の醸造業を始めたのが「丸昌稲垣」の始まりだそうです。今年で96年目を迎える老舗です。現在の代表取締役の稲垣勝俊様は、 創業者の昌三氏から数えて6代目の社長だそうです。創業以来、1947年(昭和22年)の飯田大火などの危機を乗り越え、東京進出や、地域の同業者や小売 り業者と連携した生産販売体制を整え、この業界で大きな業績を上げる企業に成長いたしました。
 この日訪れた「稲垣来三郎匠」は、稲垣社長の想いがたくさん詰まったお店という印象を受けました。稲垣来三郎匠は、社長のお父さんである稲垣紘一郎氏 が、1997年、飯田市山本にOPENした「伊那谷道中(2018年営業停止)」内に店舗を2棟建てた時、それまでのブランドであった「つけしょう鈴花」というお店1 棟に加え、創業者昌三氏の父親である「来三郎」氏からとった「稲垣来三郎匠」というブランドを新たに立ち上げ、もう1棟にこのブランドの店舗をOPENしたのが始まりだそ うです。京都の漬物は中国で作っても売れるのに、信州のつけものは売れないということで、「信州の漬物は田舎臭いけど美味しい、京都のものは洗練されてい るけれど、信州のものはおばちゃんが作った美味しい漬物」という想いを注いでいらっしゃるとのことで、国内各地から引き合いがあり高い評価を得ておられる そうです。 




稲垣社長のお話しの後、味噌蔵を見学し、味噌や漬物をたくさん買い込んで例会は終了しました。

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