11月17日の職業奉仕委員会の事業として、当クラブに新入会員として入会されました木下裕亮会員が社長されています南信州菓子工房に訪問させていただきました。和菓子製造が専門だった先代の社長から引継ぎ、今から8年前の2012年より地元で生産されている材料を活用し、他社にはないドライフルーツの菓子製造に切り替えて大成功した経過のお話と、工場見学をさせていただきました。
同
じお菓子の部類であっても和菓子製造から、ドライフルーツ菓子製造へと切り替えを試みた木下社長の発想と決意は、正に菓子業界から見れば破壊的発想(破壊
的イノベーション)だったと思います。同じ菓子類でも和菓子でもない、洋菓子でもない、世の中で見たこともないものを製造して、果たして売れるだろうかと
誰もが半信半疑になります。木下社長は破壊的イノベーションの原則を知り尽くした上で、和菓子製造からドライフルーツ菓子製造に挑戦した結果、勝ち得た素
晴らしい成果だと感じました。
工場内は省力化できるものは自動化し、止むを得ず人力で処理しなければならない部分においては再検査を行い、商品の均一化を図ると共に、工場内の衛生設備も完備され素晴らしい工場だと思いました。
今回の職場訪問は木下社長さんのご協力により、参考資料の準備や会社の説明をしていただきました。
帰りには当クラブ会員参加者全員にお土産までいただきました。本当にありがとうございました。
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